マッケンジー法 | 尼崎市杭瀬駅2分!マッケンジー法なら中野整形外科・運動器リハビリテーションクリニック

ナビ

マッケンジー法とは

マッケンジー氏の講演風景
ロビン・マッケンジー氏

マッケンジー法は1956年にニュージーランドの理学療法士ロビン・マッケンジー氏が考案し発展させてきた、「腰痛」「首の痛み」「背中の痛み」「関節の痛み」といった筋骨格系の病気を診断して治療するための方法です。

マッケンジー法は、これまで世界各地で多くの医師や医療機関から高い評価を得ており、実際アメリカやデンマークでは腰痛診察ガイドラインにおいて、マッケンジー法の使用が推奨されています。

世界に広がるマッケンジー法

マッケンジー法のセラピストとして、世界標準レベルの試験に合格した日本人はまだ206名(2014年2月時点)しかいませんが、国際マッケンジー法協会の支部は世界31カ国に渡り、世界中に5000名以上のマッケンジー法協会認定セラピストがいます。

マッケンジー法を正しく理解しよう

腰を反らす動き

約60年前に生まれた治療法ではありますが、まだまだ日本では未知の存在であり、腰を反らす「怪しい」治療法であると間違って理解されている方も多いのではないでしょうか。

マッケンジー氏が臨床の現場でマッケンジー法を考案した当時、腰痛や坐骨神経痛に対して腰を反らせる姿勢は、決してやってはならないこととされていました。なぜなら当時の腰痛学会では、腰を反らせると神経を圧迫してしまい最悪の場合、神経に恒久的なダメージを与えてしまう恐れがあると考えられていたためです。

肩を動かすマッケンジー体操

しかし、解剖学的な観点から腰痛の原因を追求しようとする手法では、現在においても約85%の腰痛が原因不明と診断されています。

原因不明というのは検査でわからないことを意味しており、決して原因がないわけではありません。では、原因が分からないといわれている腰痛にどう対処すればよいかというと、腰痛診療ガイドラインでは「体操は何でもよく、種類を問わない」とされています。そのようなやり方で治るわけがありません。実際、腰痛の患者数はここ10年間でほとんど変化していません。(平成25年および平成16年の厚生労働省「国民生活基礎調査」参照)

こういった現状の中で、マッケンジー法は実際に患者さまが、改善する、悪化する、変わらない、といった現場での反応をダイレクトに受け止めて、約60年間かけて発展させてきました。上記の腰をそらす運動はマッケンジー法の指導の一つに過ぎず、様々な方向に身体を曲げその反応を観察しながら、痛みの変化を確かめていきます。

円グラフ

その結果、今ではマッケンジー法で腰痛を訴える約80%の患者さまをタイプ別に分類することができます。

さらに発展していく過程で腰痛だけでなく、首や背中、関節の痛みにもマッケンジー法が有効であることが報告されており、当院でも様々な症状の診断と治療に、このマッケンジー法を取り入れています。

マッケンジー法の独特なアプローチ法

では、なぜマッケンジー法はこれまでの治療法と異なり、多くの症状を特定し、分類して、改善に向けた治療をすることが出来るのでしょうか。その違いは、根本的な診療アプローチにあります。

推測や勘という不確定要素を極力排除運動検査による診断

患者様の主訴に基づいた推測で検査や治療方針を決めるのは、実施者の経験や勘に左右されるところが大きく、原因不明が多い腰痛などの診断に更に深く低要素が混ざることになります。一人ひとり状態は違います。マッケンジー法では推測ではなく、患者様一人ひとりの実際の反応を確認し、診断を行います。

治療法の診療アプローチ

これまでの治療法とマッケンジー法が異なる点は、症状から解剖学的な視点での「原因の推測」をしないことです。もちろん当院でも、生じている現象が形態異常や炎症によるものである可能性を考慮して画像診断を行いますし、時には痛み止めも処方します。明らかな形態異常が見られ、外科的手術が必要であると判断した場合は、手術可能な病院をご紹介します。しかし、従来の方法で原因が特定できない場合は、無理に原因を推測することはせず、マッケンジー法に基づく「検査の体操」により診断を行います。

理学療法士による指導

検査の体操に反応して起こる身体の動きや症状の変化をとらえ、「分類」します。良い反応が出る動きが見つかったら、その運動を「治療の体操」として指導します。

初めから患者さまの反応を見て分類するため、施術者の思い込みや勘を極力排除した状態で最適な治療の体操を探っていくという二人三脚の診療アプローチこそが、マッケンジー法の誇るこれまでの診療と決定的に異なる点です。

※当院では全てマッケンジー法で治療するわけではなく、一般的なアプローチ法も行います。患者さまの希望と症状に合わせて治療法を選択しております。

まとめ

中野先生

当院では、これまでの整形外科の診断方法にマッケンジー法を組み合わせた診療を行っております。
(マッケンジー法の認定資格を有する整形外科医は日本全国でわずか10名。2014年4月「国際マッケンジー法協会日本支部」公式サイト参照)

近年マッケンジー法がTVや雑誌で「奇跡の体操療法」と紹介されることがありますが、決してそんなことはなく、単なるリハビリテーションの方法の一つに過ぎません。評価・分類の過程で、特定の方向に負荷を強めた結果、痛みが強くなった後に症状が改善するという現象が発生する場合があります。このような現象が「奇跡の体操」といった捉えられ方をされる原因となったのではないでしょうか。

「治療の体操」を決定した後は、患者さま自身がその体操を宿題として反復し続ける必要があります。逆に言えば、治る可能性を秘めたせっかくの体操も、患者さまが継続してくれなければ効果は望めません。「自分で動いて、自分で治す」を当院の診療方針としているのもこのためです。

当院のリハビリは完全予約制となっております

1回の診療時間は20分~40分
1回の診療時間は20分~40分。しっかりと患者さまと向き合う時間をお取りします。
通院頻度は週1回。状態に応じて理学療法士がお伝えします
通院頻度は週1回。状態に応じて理学療法士がお伝えします。

ご予約・お問い合わせ

tel.06-6488-7754

電話をかける

当院はリハビリテーションのみ完全予約制となっております。
一般診察については予約なしでそのままお越しください。

このページのトップへ戻る