保険の再審査面談顛末打ち止め、これで最後 つづきのつづき | 尼崎市杭瀬駅2分!マッケンジー法なら中野整形外科・運動器リハビリテーションクリニック

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保険の再審査面談顛末打ち止め、これで最後 つづきのつづき

最後の戦いが続きます。エッ、戦いだったの?

 

 

私「これまでの面談のなかで、整形外科のB先生から、兵庫県での判断が本当に正しいのかということはご自身でも疑問に思われているという話をされていました。そう思われていながらも、2単位は過剰だといわれるのも、よく分からないところなんですが」

 

B「そうですね、過剰ではあるといえるけど、、、ただ2単位をしたら、1単位の人よりもっとよく治るのかと、そういうような統計的なデータがでてこない、というのがありますんでね」

 

私「学会レベルの討議でそういう話が出てこないのは、腰痛の85%は原因不明だというDeyoの文献があって、それはもう一般の人にも知れ渡っていることですが、結局、原因が分からないとされているものに対しての学問的な分析っていうのができていないんですね。急性期の腰痛についての運動療法のデータがでていないっていうのには、そういう理由もあるんです」

 

B「じゃあ、腰痛はなんだから、肩関節周囲炎でもよろしいですけど、、」

 

私「では、肩関節炎の定義はなにかというと、疾患としてきちんとした定義はないわけでしょう」

 

B「そういう中で、1単位よりもよう治るから、2単位にすべきだという、、、僕ら診療していても、特にリハビリせんでも半年ぐらいしたら自然に治ってた、いう人もおるしね、、」

 

私「ちなみに今日、私が急患で遅れてしまったのは、診療終了間際に急な腰痛で動けなくなった、というかたが来られたのに対応していたからです。私が診察して、リハビリ適応だということを確認して、PTへまわしました。そして40分ほどの時間をかけて、歩けなくなって運ばれてきた人が歩いて帰りました。なおかつ、自身でのセルフマネージメントはこうするんだということを指導して帰しました。歩けない人が、歩いて帰ります。そういったことは、うちでは珍しいことではありません。しっかり対応すれば、変わりえるものなんです。リハビリで本当に効果があるのか、といわれると、逆に、そうやってリハビリの効果を疑義に思われている方に対しては、では本当にリハビリ対処をしっかりやっているのか、と確認したいです。私どもは、急性腰痛の患者さんのデータを取って多施設共同で調査をしています。今日対応した方も、そのデータに入ります。ある程度数を集めるためにはまだ数年がかかるかもしれませんが、必ずどういう形でかは発表はします。」

 

A「だから、、基本的に一単位がいいか二単位がいいかというのは、結論がなかなかむつかしいということですね。ですから、やっぱりこれは、リハビリテーションの中で2単位の必要性だとか、コレくらいの時間が必要だというようなコンセンサスをあげていただけることしか、、しょうがないんちゃうかと思うんです。実際問題。だから、、、」

 

私「それで、学会ということになるんですね、、」

 

B「学会でも、文章でも、、みなのなかで絶対これが必要やというのが、、、どういうんか、常識的になってきたら、それはそれで、、ですよね、、」

 

私「もし、そういうようなデータがあれば、お示しすればよいのですか?」

 

B「まあ、それが、認められた文章のフォームであればね、、、」

 

私「ペーパーで採択されたものであれば、ですか」

 

B「ペーパーというのんか、、、その、、いわゆる商業的な雑誌ではなく、学術的なもの、、であれば、」

 

A「ではJCOAなかから、、JCOAの先生方で審査員に出られているかたが、結構おられますんで、リハビリの疑義解釈のところで、慢性期の疾病に対してのね、1日2単位以上の請求が妥当か、というようなQ&Aをいっぺん出してもらって、、、あれはアナライザー形式で判定しますんで、全国の社保、国保の人たちが何十パーセントぐらいの人がどう考えているのか、ということが分かるんですね。そこをひとつ、あれしてもらって、ですね、、」

 

私「慢性疾患という判断も、難しい話やと思うんですけど、それが筋膜性腰痛は慢性腰痛にはいるのか、急性に出てくるものもあれば、慢性に経過するものもあります。神経症状がなくて、筋肉が原因となっているようなものを筋膜性と病名付けているわけですけど、それは、慢性疾患に入ってしまうんですか?」

 

A「だから、あの、その特異的に、この疾患が慢性に入るのかどうかというディスカッションじゃなくって、通常のたとえば、肩関節周囲炎であるとか、腰痛症であるとか、あるいは変形性関節症であるとか、そういうものの1日の運動器リハというのが、通院で何年にも渡ってやるというのが多いので、そういう疾患の一日のリハの単位量が、どれくらいが妥当かというQ&Aをだされたらいいんじゃないですか。特異的にこの、筋膜性というように病態をいちいち説明するわけやないので、なかなかアナライズできないので、そういうことで一回だしてみられたらいいんじゃないですかね。」

 

私「では、現時点でも、この人は急性期の病態に属するものなので、リハビリが必要だということを言葉で付言していくべきですね、日々診療していくなかでレセプトコメントとして、、、」

 

A「そうです、コンセンサスの中で理想的には学会指導という形であげていただくのが、ベストやと思いますけど、少なくとも Q&A の疑義解釈のところで、それが妥当かということで全国の先生の意見を聞いてみるということでいっぺん、やってみたらどうかと思います。だから、ここでその必要性をディスカッションしても実際なかなか、、難しくて、、」

 

私「進みようがない」

 

A「そう、進みようがない。そこらへんをいっぺんアプローチしていったらどうかと思います。そして、おそらく、流れとしては、、この評価、2単位、1単位で、それが妥当かといったことや、この点数は低いんじゃないかといったことは、中医協から上に上がっていく過程のところで、ものすごくアプローチかけていかないと、なかなか変わってこないんですよ。そういうステップがいると思います。だから全体的にはリハビリテーション学会等がどう考えるか、そういう疾病に対するリハビリのね、コンセンサスをどういうように考えるか、ということが重要だと思うんです。」

 

私「兵庫県のリハビリ学会の理事と話をしたんですが、運動器リハ、兵庫県では通らないから、しょうがないねって、それだけでした。しょうがないよって、言うても、通らないと、そら、しゃあないでっせって、ただそれだけでした」

 

B「リハ医がもっと、指導してくれたらいいんやけどね、、、」

 

私「リハ医の先生は運動器リハには興味をもたれませんからね、脳疾患に興味を向けはるばっかりで、」

 

B「そやけど、整形外科でリハ医もおるからね、何人か。整形外科の、、教授になったヤツもおるし、、」

 

A「まあ、だから、そこでね、一単位がいいか二単位なのか、現行ではだいたいコンセンサスでそういうしきたりで1単位くらいで請求しようということで、その絶対的根拠があるのか、いうたら、そら難しい面がありますよ、そこのトコロは、全国の動向をQ&Aの疑義解釈のトコロで挙げてみて、そこは1単位で請求したほうがいいんじゃないかと、まあモチロン経済査定的なところもふまえてね、いいのか、というところをQ&Aでやってみて、まあ、それが全体の流れの中で、一番エエんじゃないですか。」

 

この項、まだまだ、つづきます

 

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